今更ながら マイケルのお話です。
いい時代になったもので、ネットで探せばいくらでもマイケルの動画を見ることができます。
毎日のように見ているのが2つ。
1995 MTV Award Performanceと、上の、smooth criminal です。
MTVのはトータル15分くらいあるし、smooth criminalは9分以上あるんですが、何度見ても時間を忘れます。
マイケルといえばダンスパフォーマンスが有名で、Thriller のゾンビダンスであったり、Billy Jean のムーンウォークであったり、そしてこの smooth criminal のゼロ・グラヴィティなのですが、この 45度傾くパフォーマンスだけはさすがに仕掛けが必要みたいです。
実は靴に仕掛けがあって、かかとをフックで引っかけて体を支えている、ということらしいです(ちなみにマイケルはこれの特許を取っているとか。)
なんだ仕掛けがあるのか、と思うかも知れませんが、むしろかかとのフックだけであれが成立することが驚くべきで、一度だれかにかかとをしっかり押さえてもらってやってみれば分かりますが、体をまっすぐにして45度傾け、そこから戻ろうとすると、アキレス腱と背筋に半端ない負担がかかります。っていうか、常人には無理なんじゃないかと。
まあこのビデオ自体が20年前(!)なので、今だったらワイヤーとか使うのかも知れませんが、じゃあマイケルの時代にワイヤーが実用化されていたとして、彼がそれに頼ったかというと、それもないかなと自分では思います。それは、ライブでの再現性ということを考えてです。
お客さんが「これは映像のトリックだよなあ」と思っていることが、ライブで実際に目の前で起こる。エンターテイナーとしては何とかして実現できるのであれば、やらない手はないでしょう。フックという最低限の仕掛けでやってのけたことが、逆にすごいなと思うのです。
音楽もそうですが、特にダンスパフォーマンスなんてのは、時間と共にどんどん変化していって、数年前のはもうショボい感じがする、と思うのですが、マイケルのは20年前でも全然飽きないんです。もう一方のMTV Award の方も、まさに完璧なエンターテイメントという感じ。改めて、この人がものすごい人だったんだというのを実感します。
5歳の頃から45年間、良くも悪くも世界に注目された彼の人生が、彼自身にとって幸せであったのかどうか、想像することもできませんが、2ヶ月経ってもいまだ埋葬も許されないのはあんまりです。愚かなマスコミのせいで、次から次へとゴシップも出るのでしょう。早く休ませてあげて欲しいと思います。
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